何が求められているのかを知る

ITエンジニアの就職活動をしている人にとって、大きな課題の一つと言えるのが面接の通過でしょう。
面接で通ることができない、と自信を失っている人もいるかもしれません。
面接を無事に通過するために必要なことは、面接では何を見られているのかを知ることです。

就職試験の面接では多くの場合、一次面接や二次面接ではITエンジニアの業務についてどの程度理解しているのか、ということが見られています。
そのため、ここでの面接を通過するためには、自己分析や企業研究をしっかり行うことが重要となるでしょう。
最終面接ではその企業の役員や社長が面接官を担当することが多く、この場合には熱意や考え方、価値観といったものが見られています。

特に重要となるのは、好奇心と主体性の有無です。
実際ITエンジニアとしてその企業に就職したいとして、ではどのような勉強をしてきたのか、これまでどのようなものを作ってきたのか、ということを提示できなければ「本当にITエンジニアになりたいのか?」と熱意を疑われてしまいます。
プログラミングというのは自分で勉強することができるものですから、「興味はあるけれどやったことがない」という人と「実際にこういうものに興味があってこういうものを作りました」という人との差は歴然です。
好奇心を持っていること、そしてその興味に対して主体性を持って動けることはITエンジニアにとっての大切な適性の一つです。
一方で商品開発というものはチームワークですから、協調性や素直さ、という柔軟さも重要な適性の一つです。
面接で自信を持つためにも、自分の中にある主体性と柔軟さをアピールできるようにしておくとよいでしょう。

また、コミュニケーション下手で面接自体を苦手とする人もいるかもしれません。
そういった場合には、面接対策の強い味方であるエージェントを利用すると、よりしっかりとした自信を持って面接に臨むことができるでしょう。